1949-05-22 第5回国会 参議院 農林委員会 第25号
今度配給統制強化を実行するにつきまして、農家用と一般用と峻別して、おのおのについての枠の嚴守ということが、実際的に要求されておりますし、又配給制度を軌道に乘せて参りますためには、ここをはつきりされることが必要であるという見地から、この間を峻別するように指導してやつて参つたわけであります。それが三月頃末端に行つたわけであります。
今度配給統制強化を実行するにつきまして、農家用と一般用と峻別して、おのおのについての枠の嚴守ということが、実際的に要求されておりますし、又配給制度を軌道に乘せて参りますためには、ここをはつきりされることが必要であるという見地から、この間を峻別するように指導してやつて参つたわけであります。それが三月頃末端に行つたわけであります。
第一点は、末端に対する配給統制強化の問題に対しましては、本案施行の後におきまして、おそらく一部轉落農家、ないしは一部の菜園を持つておられる人々に、非常な窮迫状態がやつて来るだろうということを予見するにやぶさかでないのであります。
それから三月二日G・H・Qから配給統制強化に関する指令が政府に來ておりますが、この内容を出してもらいたい。それから外食券の発行をやつておりますが、その発行の内容はどうなつておるか。今後どうなるか。それからその次に第九條の規定によります政令の内容、どういう政令を出そうとするのか。それから配給公團が実施しております持込み配給、店頭渡しの比率、これを明確にしてもらいたいと思います。
○千田正君 只今政府を代表して平野政勝次官、藤田水産局長がお見えになつておりまするから、この際特に水産物の集出荷並びにその配給統制強化に関する件について一言質したいと思うのであります。
我々はあの時結論としまして、配給の統制を強化するならば、その裏附として資本と資材の連輸と建設と、この四つの面に農林省において十分なる用意なくんば、完全なるところの配給統制強化はでき得ない。それで我々として生み出した結論としては、三魚種竝びに八魚種、これだけを農林省において十分なる用意をして、萬全の配給をすべきであるという結論を出したのに拘らず、全面的に統制強化する。
大体三つの観点から申上げてみたいと思うのでありまするが、第一に、政府は去年十一月の二十七日に都道府縣知事を招集しまして、生鮮食料品配給統制強化を要請したのでありまするが、從來もたびたび政府はこの施策に出たのでありまするけれども、十分なる効果が挙げ得なかつたのでありまするが、この度の実施に当つて、資本、資材、運輸、檢察等十分なる準備ができておるかどうかという点を質問してみたいと思うのであります。